
アレルギー性鼻炎について
こんなことで心配していませんか?

- 鼻水や鼻づまりがなかなか良くならない
- 朝方にくしゃみ鼻水が強い
- 勉強に集中できなかったり、よく眠れなかったり、イライラしたりする
- 季節の変わり目になると鼻水やくしゃみ、目のかゆみが多い
- 毎年の花粉症がつらい
アレルギー性鼻炎とは?
アレルギー性鼻炎は、くしゃみ・鼻水・鼻づまりの三大症状を特徴とする、鼻のアレルギー反応による病気です。
鼻の粘膜が特定の物質(アレルゲン)に過敏に反応して炎症を起こすことで、これらの症状が現れます。
風邪と違い、発熱や喉の痛みはほとんどなく、症状が長く続くのが特徴です。
アレルギー性鼻炎の原因 ― 季節性と通年性
アレルギー性鼻炎は、アレルゲン(アレルギーを引き起こす物質)が鼻の粘膜に入り、免疫反応を起こすことで生じます。
原因となるアレルゲンの種類によって、「季節性」と「通年性」の2つのタイプに分けられます。
- 季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)
花粉症は、スギ・ヒノキ・イネ科・ブタクサなどの花粉が原因で起こります。
花粉が鼻や目の粘膜に入り込むと、アレルギー反応が起こり、次のような症状が現れます。
おもな症状
- くしゃみ
- 鼻水
- 鼻づまり
- 目のかゆみ、涙目
特徴的な時期
毎年同じ時期に症状が出るのが特徴です。
- 春:スギ・ヒノキ花粉
- 秋:ブタクサ・ヨモギ花粉
最近の傾向
近年は花粉の飛散量の増加や生活環境の変化により、お子さんでも花粉症を発症するケースが増えています。
早めの対策で、つらい季節を少しでも快適に過ごせるようにしましょう。
- 通年性アレルギー性鼻炎(ダニアレルギー)
ダニアレルギーは、ハウスダスト(室内のほこり)に含まれるダニの死骸やフンが原因で起こるタイプです。
季節を問わず一年中症状が続くのが特徴です。
おもな症状
- 朝のくしゃみ、鼻水、鼻づまり
特に寝起きに症状が強い場合は、ダニアレルギーが疑われます。
夜間や朝方に症状が出やすいのは、布団や枕、マットレスなどにダニが多く生息しているためです。
悪化しやすい時期
秋(9〜10月ごろ)は注意が必要です。
夏に増えたダニの死骸やフンが空気中に舞いやすく、症状が強くなる傾向があります。
子どもでの注意点
ダニアレルギーは、アレルギー性ぜん息やアトピー性皮膚炎と一緒にみられることもあります。
早めの検査と環境対策が大切です。
検査について
当院では、症状の原因となるアレルゲンを特定するための検査を行っています。
- 血液検査:
アレルギーの原因物質を調べることができ、スギやダニ、ハウスダスト、動物、食べ物など多くの項目を同時に確認できます。 - 当院では、指先からの少量採血で約20分で結果がわかる「イムノキャップ ラピッド アレルゲン8」も採用しています。痛みが少なく、小さなお子さんでも安心して受けられる検査です。
これらの検査結果をもとに、症状の原因を明確にし、最適な治療方針を立てていきます。
当院での治療について
当院では、患者さん一人ひとりの症状や生活スタイルに合わせた治療を行っています。
- 薬物療法
症状をやわらげるために、抗ヒスタミン薬(飲み薬)やステロイド点鼻薬などを使用します。
最近では、眠気が少なく効果の高い薬もあり、お子さまやお仕事をされている方でも安心して使用できます。
- 根本治療(アレルゲン免疫療法)
希望される方には、体質を少しずつ改善していくアレルゲン免疫療法(舌下免疫療法など)も行っています。
スギ花粉やダニが原因の場合に有効で、長期的に症状を軽減できる可能性があります。
治療方法は人によって異なります。まずは詳しくお話を伺いながら、無理のない最適な治療法を一緒に考えていきます。
まとめ
「春や秋になると鼻がつらい」「鼻づまりで夜眠れない」など、アレルギー性鼻炎の症状は日常生活に大きな影響を与えます。
しかし、適切な検査と治療を行うことで、症状を大きくやわらげることができます。
どうぞお気軽にご相談ください。
アレルギー診療の専門医が、丁寧な診察とわかりやすい説明で、安心できる治療をサポートいたします。
